手掌多汗症治療のための手術・胸腔鏡下交換神経切除術は、内視鏡を使って胸部交感神経(幹)を見ながら切除する方法です。
この胸腔鏡下交換神経切除術は脇のすぐ下にに4mm程の穴を開け、そこから炭酸ガスを注入し肺を横隔膜方向に押し下げ、切除鏡を胸腔内に挿入します。そして、モニターで見ながら第2または第3胸部交感神経を電気メスで焼灼切除。両側の手掌多汗症を治療するには両側の胸の手術を一度に行うことも出来ます。胸腔鏡下交換神経切除術の手術時間は両側で20分程度ですが、全身麻酔をかけるので全経過で1時間弱を要する。
手掌多汗症治療の胸腔鏡下交換神経切除術成功率は99%といわれ、胸部の病気の既往さえ無ければほぼ100%の成功率ともいわれています。しかし、胸腔鏡下交換神経切除術は唯一最大の合併症が代償性発汗が起こることがあります。
手掌多汗症治療の胸腔鏡下交感神経切除術を行うと、手のひらだけでなく、腕、首、顔面、頭部と肩から上の汗が止まります。しかし、合併症の代償性発汗が発症すると、おなかや、背中、大腿、臀部などから汗が出ます。
手掌多汗症の次は代償性発汗が新たな悩みとなりうるので、手掌多汗症治療の胸腔鏡下交感神経切除術を行う前に、しっかりと医師と相談する必要があります。
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